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パワハラに負けない心と対処法について解説するパワハラ救済サイト

パワハラによるうつに効果があったのは二時間歩く事でした。

私は、シングルマザーになってから、初めて正社員として入社したので、当時の年齢は26歳で、会社で営業兼事務員として働いていました。仕事内容は、主に事務、経理事務、取材、毎日発行する業界新聞を作っている会社でした。 その会社は、高齢の社長が、定年後一人で立ち上げた会社で、規模は小さく会社じたいもマンションの一室を借りきって運営していました。

社員は、全部で10人程度しかいなかったと思います。しかし、会社自体はしっかりとしていました。社長は、某大手会社の元重役を努めていた方で、その時のコネや人間関係を元に始めた業界新聞なので、顧客数もかなりあり、質素な会社にしては、売上は良かったようでした。 私が、パワハラを受けたのは、私が初めて入社した時でした。それから約三年半パワハラが続く事になりました。

相手は、私の先輩に当たる人でした。会社の人数は少ないので、必然的に私の上司になり、その人から仕事全てを教わらなくてはならない感じでした。しかも日中は、皆営業に出ていませんので、彼女とほぼ一日中二人っきりの状態でした。パワハラの始まりは、私が初めて出勤した日でした。

【異常を感じた私は職場の先輩に相談】パワハラは何も改善されませんでした。

先輩は他にもいて、その日は、二人が付きっきりで仕事を教えてくれました。その日の帰りに、パワハラ上司の彼女が、私の所にさっと来て、小声で「もっとちゃんとした敬語使える?」と言ってきました。私は、ちゃんと敬語で話したつもりでした。多少違和感がありましたが、「はい」と素直に返事をして帰宅しました。嫌な気持ちになりました。それから、私が仕事を覚えたり、他の社員と仲良くなるにつれ、パワハラはエスカレートしていきました。

まず、私の電話対応のメモの文字が汚くて読めないとワザワザ持ってきました。その場で書き直しされました。そして、私の書いたありとあらゆる文字に鉛筆で丸がつけてあり、漢字のハネル部分や祓う部分が訂正されていました。字が汚くて読めないので書き直せと書いてありました。

さすがに、異常を感じた私は、他の先輩にさりげなく相談しました。他の先輩は、びっくりしていましたが、何もできませんでした。結局エスカレートして、今度は仕事を教えないという行為にでました。しかも他の社員が見ていない所で毎回されました。私は、本当に精神的に限界がきていました。

超プラス思考の私がパワハラで笑うことさえできなくなりなりました。

結局、私が他の先輩に本人の目の前ではっきりパワハラを訴えたので、パワハラ上司の彼女は、会社にいられなくなって会社にこなくなりました。そこでようやく、長かったパワハラは、終わったのですが、私は精神的にかなり追い詰められ、仕事場に向かうだけで、頭皮が収縮するほど冷や汗が出るようになっていました。病院で精神安定剤的な軽いものを処方されましたが、なんだか怖くて飲む事ができず、超プラス思考の私が、笑うことさえ出来なくなりました。

ネットで、うつについて毎回検索していました。死にたくて仕方ありませんでした。まだおそらく重度ではなかったみたいで、どうすればいいのかを自分で何度も検索していました。うつは、脳内の伝達物質であるセロトニンが減るそうです。このセロトニンを増やす事ができればいいと書かれていました。それには、まず規則正しい生活をする事、毎日同じ事を習慣化してする事、軽い運動をする事、朝日を浴びる事などでした。

私が選んだのは、会社帰り自宅までの二時間を歩くという事でした。今思うと、これが一番効果があったように思います。二時間歩くと、クタクタですが、逆に体はスーっとして、気持ちが軽くなる実感がありました。今でも少しまだうつが治ってないのかなと思うときがありますが、そんな時は、あの頃を思い出して、ひたすらセロトニンを増やすように努力しています。

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