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パワハラ上司の嫌がらせ、いつまで 我慢する!?

パワハラ上司から長時間に及ぶ説教をされて、当時の私はもう何も考えられない状態でした。言われていることはわかっているのですが、考えをまとめられず、自分で消化できず、できない思いをどうしていいかわからず、溜め込んでいました。そして限界が来たんです。

職場のパワハラに我慢しすぎるとうつになる。

他人から見ると何も感じていない様に見えていたようですが、私はもう我慢の限界でした。いつしか動機や息切れ、顔にしびれまで出るようになり、これは異常なんだと思い医者にかかると、医師からは適応障害と診断されました。まさか自分が精神障害を患うとは思ってもいなかったので何だか自分の事ではない様な不思議な感覚だったことを今でも覚えています。

自分に襲い掛かる初めての感覚で始めは自分に何が起こったのか分かりませんでした。仕事のミスを指摘され、上司から誰々と比べお前は仕事もできていない、何の役にも立っていないと罵られ続け、3時間にも及ぶこともある説教が終わった後は、自分がどこにいるのかさえも分からなくなるような憔悴しきった状態になっていたんです。

こんな状況を救ってくれたのは家族の存在でした。会社は辞め、休養を取り、体を回復させ、心も次第に回復してきていると思います。適度なストレスは成長の糧になるかもしれませんが、重すぎるストレスは自分を犠牲にすることになるんだと身をもって体験しました。

でも、この経験があったからこそ、ストレスって一体何なの?自分がストレスを感じているってどういう時なんだろうとか、ストレスっていう目に見えない何かを味方につけるにはどうしたらいいんだろうといった疑問も湧いてきました。

朝の散歩を習慣にしたり、食事に気を付けたりして脳内物質であるセロトニンを増やす生活を取り入れてみたり、規則正しい生活でライフスタイルを変えようと習慣化する癖をつけようと試みたり、あの辛かったパワハラをきちんと消化して再び同じような病に陥らないようにストレスに向き合う方法も色々と試しています。

人にはそれぞれの生き方やストレスとの向き合い方がありますが、職場のパワハラに我慢しない生活を送るために必要なことをまとめてみましたので良かったら参考程度に取り入れてみて下さい。

【パワハラに我慢できないときの対処法その1】他人と比較しない

私たちは、常に他人と比較されながら教育をされてきましたので、評価する人間も無意識に他人や自分と比べてお前はできないやつだと言ってきます。そのように言われるのは仕方がないとしても、ここで自分で自分をダメな人間と思う必要はありません。他人と比較するなんて意味がないと思うからです。

比較するのは自分自身です。昨日できないことが今日できるようになればそれは成長です。人と比べるからねたみや嫉妬が生まれます。比較するのは自分自身と意識したうえで、仕事のミスは繰り返さないように反省する習慣をつけるようにします。

【パワハラに我慢できないときの対処法その2】自分のストレスを記録する。

あ、今自分はストレスがかかっているなと思ったら、その場から抜け出して違う事をするようにします。外に出られるようであれば、ぶらっと散歩でもしたらいいと思いますが難しい場合は、顔を洗ったり、階段を使って運動するのもいいかもしれません。心に何か突っかかったら「なぜ」と原因を考え続けても答えは出てきません。それよりも、「どうしたらいいか」について体を動かしながら考えます。

その場でメモできない状況もあるでしょうから一日の振り返りに、こんなことがあってストレスを感じた、とか、どういう感情を抱いたかなどを記録します。後で見返すと自分はこんなことにイラついていたんだなとか振り返りになり、客観的に自分を見られるので冷静になれます。

自分がこういう時にストレスがかかった、このストレスを解消するのにこういう事をしてみたと記録すると自分の傾向が見えてきます。私は温泉が好きなので普段でも月に1回は温泉に行ったりしていましたが、そういえばここ1年は温泉に行っていませんでした。

お酒は飲みますが、ストレスを解消するためのお酒はもちろん良くないので、お酒でごまかすことはしていません。ゆっくりお風呂に浸かった後に日記を書くようにしています。感情を吐き出すというのは非常に効果的なのでお勧めです。最近は瞑想にも取り組んでいます。あのグーグル社も取り入れていると言われているマインドフルネスについても調べてみました。

【パワハラに我慢できないときの対処法その3】瞑想でメンタルを鍛える

最近では、瞑想のプログラムを社員教育に取り入れている会社も増えてきているようです。
瞑想と聞くと、精神世界のなんかちょっと怪しい風な気がありましたが、メンタルの強化として瞑想がとても良いという事が認められているようです。ただし、くれぐれも変な勧誘には気を付けましょう。

スティーブジョブスも実践していたと思うと、必ず効果があるよう思えるのは私だけでしょうか。ちょっと調べてみましたが、ある一定の効果は認められるもののまだまだ医学的に明確なエビデンスが認められたものではない様です。

マインドフルネスというのは、いくつかの定義づけがなされていますが、「今この瞬間を感じ、あるがままを受け入れている状態」を意味しているでしょうか。最近注目を浴びつつあるメンタル改善方法として注目されています。禅や瞑想と聞くと何やらハードルが高いなと思われるかもしれませんが、簡単ですので試してみて効果が感じられるようであれば続けたみるとよいと思います。

やり方は簡単です。胡坐の姿勢で背筋を伸ばし、腹式呼吸にします。目は閉じるか半分くらい開けておく感じです。が、やりだすとなかなか難しいなと感じることも多いのですが、やり続けて記録に残すことで習慣化していきます。基本は姿勢と呼吸を整える事にありますが、修行僧ではないので、できる範囲で続けることが大事かなと思います。

ちなみに私は、やっています。瞑想。とてもいいです。皆さん、普段意識して「息」していますか?たぶん、無意識にしていると思います。無意識にしていることなんで普段は全く気にしないですよね。あ、今私呼吸しているって思わないんです。

でも、パワハラを受けているとき、今思い返せばかなり浅い呼吸か、もしくはほとんど息をしていなかったと思います。当たり前ですが、呼吸がしっかりできていないと酸素が脳にいきわたらないですから思考能力も落ちますし、集中力や記録力も衰えます。

緊張した時には、よく「深呼吸して~」と言われますが、なるほど、呼吸という当たり前のことだからこそ重要なんだと改めて気づかされました。もしよかったらトライしてみて下さい。一日の終わりにすればぐっすり眠りに入り込んでいけますし、朝起きた際にするとすっきりした気分で一日が始められます。それと、寝る前と起きた際にはコップ1杯のお水を飲むようにしています。

体にいいなと思ったことは何でもやっているような毎日ですが、楽しくやっているので全く苦ではありません。逆に義務に感じてしまうのであればやらなければいいですし、大切なことは習慣化させることにあります。もちろんできない日もあるのですが、そんな時は明日からまたやったらいいって軽く考えるようにしていますね。

まとめ

・職場のパワハラに我慢し続けるとうつになります。

・パワハラに我慢できないときの対処法として、他人と比較しない、自分のストレスを記録する、瞑想を試してみる

私は新卒の就職活動で20社くらい会社を受けましたが、今思う事は、自分が本当にやりたいと思う仕事は何だったのかなってことです。学生時代にしたアルバイトは2つくらいだったのでもっといろいろな職種を試してみればよかったと思っています。転職は勇気のいる事ですが、パワハラ上司が異動しないのであれば、こちらが異動するか、新しい仲間と仕事をするというのも一つの選択肢だと思っています。

最近になってですが、大学時代の友人や職場の人間以外の方とも交流を持つようになりましたが、一気に自分の世界観が広がったのが妙に新鮮で、自分は狭い世界で生きていたんだなって改めて感じました。一歩踏み出せば、また新たな仲間が増えます。行動すれば必ず何かが変わる体験ができたのです。あなたは今の現状で我慢しますか?それとも思い切ってき自分の居場所を変えてみますか?

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