これってパワハラ?私のパワハラ体験談

パワハラに負けない心と対処法について解説するサイト

経営者の機嫌で環境が変わる会社

私がパワハラを受けたのは初めてちゃんとした正社員の仕事をした21歳の頃で、その時の仕事は歯科助手の仕事でした。職場は住んでいた町の中にある歯医者さんでした。歯科医の先生が夫で事務長が妻で、先生と事務長が家族経営で経営を行なっていました。

あそこの歯医者さんはダメとか対応が良くないとか聞いたことがないので普通の歯医者さんだと思っていましたが、初めて出社した時から一緒に仕事をしている従業員の方があまりに先生と事務長に気を使っていたので出社した日のお昼ぐらいから、なんだか変わったところだなと感じるようになりました。

お昼休みの時は、先生と事務長がお昼を食べに外に出たり自宅に帰ったりするので、その時に一緒に働く従業員の方から、気を使ってるからびっくりしたでしょと聞かれました。変に思ったことを伝えると先生と事務長の機嫌が悪くなると治療が進まなくなったり無視されたりして大変になることや、先生と事務長が喧嘩するととばっちりを受けてしまうことなどを聞きました。

先生と事務長に毎日ビクビクして生活していました。

それを聞いてから怖くて初日の午後は怖くなってしまいました。そして、治療が終わった時に事務長から呼ばれ、何を言われるのかと思ったら、今日は見ていて慣れるだけでいいと言われたのに、見ているだけでは何も覚えないと言われ、機材を持ってきてこれは何なのかと聞かれ分からないと言うと、こんな事も覚えられなくてどうなってるのかと怒鳴られました。

その日はあまりに怖くて泣いて帰りました。ある日の朝礼では朝から先生の機嫌が悪く、わけも分からず怒鳴れてしまい朝からとても落ち込み、治療を行なっている先生に付いていて先生の考えているように行動出来ずにいると足を蹴られてしまいました。なんで自分がこんな事をされないといけないのかと思い、本当に先生と事務長に毎日ビクビクして生活していました。

でもどこかで先生と事務長の機嫌を悪くしてしまう自分が悪いのかもしれないと思ってしまうこともありました。このようなパワハラがあった事を一緒に働く従業員の方と話して、あの夫婦はおかしいと言い合ったり、家族にもこんな先生と事務長なんだと愚痴を言ったりして相談しました。愚痴を言って相談しても結局は家族経営という狭い世界の話なので環境が変わる事は全くありませんでした。

結局、その歯医者さんを入社して9ヶ月ぐらいで退職しました。職安でのアンケートに働いた歯医者さんの状況などを記入しましたが、それがどのようになったのかは分かりません。初めて正社員として仕事をした場所がこのような場所で退職してからも少し落ち込みましたが、それからは家族経営の会社は世界が狭くなってしまうような気がして働くことを希望しないようにしました。また、そのような狭い環境になった時には離れる事も必要なんだと言う事を学びました。