- 投稿日
- 2018年7月12日
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【パワハラ体験談】何故私にだけ嫌がらせを?パワハラ上司のせいで不眠になり退職
25歳の時に建設業の一般事務として働いていました。中小企業です。想像していたよりも仕事の量がとても多く覚えることがたくさんあり、毎日疲れ切っていました。でも自分で選んだ仕事なので最初は頑張ろうと思っていたんです。ですが職場で同じ事務員として働く30代女性の上司から、嫌がらせをされるようになり私は精神的にも肉体的にも追い詰められるようになったのです。
事務員は私とその上司、他に2人いました。なぜか私だけがその上司に目をつけられて、毎日嫌なことを言わるようになったのです。仕事が遅いとか、怠けているとか、こんなに仕事ができない人がお給料もらえるなんておかしいなんて言われました。私は自分でしっかりと仕事をしていると思っているので、何をそんなに私にだけ怒っているんだろうと不安になったんです。世の中様々な人がいるから・・と、なんとか我慢しようと思いました。
休みをとろうとしたら毎回理由をしつこく聞かれて、「そんなことで休むなんて」と言われました。他の人には休みの理由なんて聞きませんし、そんなこと言いません。来客に対してのお茶出しは私にだけするように言います。他の人が暇そうにしていて私が仕事で忙しい時も、私にだけ「あなた、お茶を出して!」と頼むんです。
会社を辞めて三年ぐらいはあの時の苦しみを思い出していました
私が嫌な顔をするとキっと睨まれたり、私の机の書類を下に落としたりします。その後ずっとお説教されました。私が今日は用事があって早く帰りたいと言うと、終業間際に仕事を押しつけられ泣いたこともあります。他の人もその上司が怖くて見て見ぬふりで、上司は私にパワハラをしてストレス発散をしているんだなと感じました。悔しくて不眠になり、心療内科へ行き薬をもらうようになりました。
実家は遠方で一人暮らしをしていたので、誰にも相談することができませんでした。友人にもなんだか恥ずかしいという気持ちがあり言えませんでした。朝起きると毎日頭痛がして身体がだるくなり、眠れなくなり、心身共にひどい状態になり退職することにしました。何もできなかったですね。ただあの上司のいる職場から逃げたいという気持ちでいっぱいで、上司に訴えるとかそんな気力はありませんでした。
今思うことは、何故もっと早くにあの会社を辞めなかったかということです。強い人はパワハラをする上司に文句を言うことができるかもしれませんが、私のようにそういうことはできない人もいます。でも早く逃げることはできたと思うんです。私はこの会社を辞めて三年ぐらいはあの時の苦しみを思い出し、楽しく過ごすことができませんでした。パワハラ上司がいたら、傷が浅いうちに逃げたほうが良いって私は思います。