はじめまして。
当サイトの管理人みどりです。
このサイトは
「パワハラにどう対応していいかわからない」
「上司のパワハラに傷つき自信を失いつつある」
「パワハラにこれ以上耐えられそうにない」
と、お悩みのあなたのための情報サイトです。
このサイトを通じてパワハラ上司を見返す心と体、スキルを手に入れて下さい。
最近パワハラという言葉を良く聞くようになりました。パワハラとはいわゆる職場の立場を利用したいじめや嫌がらせです。
実は私も上司のパワハラに悩まされた一人。
適応障害という診断を受けるまで自分を追い込んでしまいました。何もやる気が出ない時期がありました。
このままではマズい・・・と思った私は、本気でこの精神状態から立ち直るべく「パワハラ解放宣言」をすることにしたのでした。
そして、私と同じような思いをしているあなたの問題を解決したいと思いこのサイトを立ち上げました。
是非、このサイトを隅々までお読みいただきお役立てください。
毎日会社に行くのが苦しいと感じているのにただ我慢し続けているあなた。もう十分頑張りました。
頑張りすぎてしまっていたんですよ。気づいていないかもしれませんが、人はあなたのように強くないんです。
普通の人ならとっくに逃げ出しています。
もうこれ以上自分を追い込まなくていいんです。自分を許してあげてください。
ただ、どうすればいいのか分からないだけですよね。だってこんな思いをするのは初めての経験です。
逃げ出すきっかけが掴めないだけなんです。
辞めたくても辞められないというあなた。
いつ「パワハラ解放宣言」しますか?
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パワハラが起きてしまう原因とは?
最初に確認しておくべきは、「なぜパワハラはなくならないのか?」という点です。パワハラ問題は最近クローズアップされていますが、今に始まったことではありません。
なぜ、パワハラがこれほど問題視されているのに一向になくならないのでしょうか。
- パワハラとは一体何なのか
- パワハラがなくならない背景には何があるのか
この点を理解することで、対策の仕方も見えてきます。
パワハラは大人社会のいじめ
パワハラとは略語で正しくは、パワーハラスメント(Power harassment) と言います。直訳すれば、権力による嫌がらせというところでしょうか。
具体的にパワハラとはどのような行為を指すのでしょう。厚生労働省によると、職場のパワーハラスメントとは、「同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為」と定義し、6つの行為を例示しました。
誰も助けてはくれません。周りは見ているだけ。上の人は知らんぷり。目をつけられないように上手く逃げるか、毅然とした態度で立ち向かうか。
どちらが正解という選択肢はありません。
ただ一つ、後に振り返った時にその選択を後悔しているかが問題です。
であれば、今あなたがすべきことは何でしょうか?ただ、我慢し続けているだけでは何の解決にもなりません。
なぜパワハラは起きるのか
人は自分が正しいと常に思っています。ただ、10人いれば10通りの考えや意見があるように、人の性格が皆違うように価値観は人それぞれです。
立場や役割が異なれば考え方も変わります。良かれと思った言動が人を傷つけることもあります。だからこそコミュニケーションを取ることで、お互いに距離感や価値観を知ることができたり、尊重することができるようになります。
パワハラ上司は自分の価値観でしかモノが見えていません。
パワハラ上司は上司の役割をはき違えている
上司は色々な意味で結果を出してきた方でしょう。営業成績がトップだったからかもしれません。何でも上司の言う事を聞く「イエスマン」だったからかもしれません。ただ、良い上司となれるかは別問題です。
名プレーヤーが必ずしも名監督ではないようにプレーヤーとマネージャーでは求められる能力が違います。上司が手に入れたのは職場での地位であり、権力です。ただ、パワハラ上司はこの権力を正しく使いこなすことができません。
部下をマネジメントできない上司は部下に仕事をさせないという手段を取ることもあります。もちろんこれはパワハラになります。
上司はパワハラをしていることに気づいてない
自分の価値観を一方的に押し付けようとすれば、それはただの自己満足です。その指導が行き過ぎるとただの暴力にしかなりません。
ただ、上司はパワハラをしているという意識がありません。自分のしていることがパワハラであると認識していない。だからパワハラがなくなるはずがありません。
マネージャーの役割がわからずに部下を指導してしまうと、適切な指導の範疇を超え人格否定をする上司まで現れます。
部下が言い返せないと調子に乗る
承認欲求が強い上司は、認められたくて不安で仕方ありません。それは自分に自信がないからです。
自分が上司としてちゃんとできているのか、部下をちゃんと指導できているか悩んでいます。だからこそ、ちょっと強めに出た言動も部下が我慢して聞いてくれると、妙に自信を与えることになり、さらにパワハラがエスカレートしてしまいます。
上司のパワハラを我慢し続けた結果どうなる?
真面目な気質の人ほどパワハラを受けても自分が悪いと決めつけ、自分を責め続け、我慢して耐える傾向が多いようです。
その結果、何が起きていると思いますか?
今、精神疾患を訴える人が増えています。
厚生労働省の患者調査の概況によればうつ病などの気分障害患者数に絞ると1999年に44.1万人となっていた状況が2002年には71.1万人、2005年には92.4万人、2008年には104.1万人と、2014年には111.6万人と著しく増加している傾向が読み取れます。
パワハラによるストレスで精神疾患になる恐れがあり社会復帰にも大きく影響しているのです。
自殺という最悪の結果になるケースもある。
うつ病は、「心の風邪」とも言われます。誰もがなり得る病気だからです。ただの風邪だと思ってしっかり治さないと気管支炎や肺炎となってしまうのと同様に、うつ病もしっかり対処しないと再発を繰り返してしまいます。
最悪は自殺に至る可能性もある怖い病気であることです。精神疾患と言ってもストレスからくる体の反応や適応障害、パニック障害、うつ病など様々なタイプと症状・特徴があります。
こんなサインが出る前にストレス発散
ストレスを上手に発散できていない場合、まずは体に異変が出るはずです。
胃痛や頭痛がする。職場に行くだけで胸が苦しい。のどが詰まった感覚がある。噛み込みが強くこめかみが痛む。顔にしびれがある。寝汗がひどく眠れない。
ここまでくると何からの診断が出てもおかしくない状況です。
心の病を引き起こす原因の一つになっているストレスについて正しく理解して上手にストレス解消をしていきましょう。
どうすればいい?パワハラ対策は2つの視点から
パワハラの原因や影響を理解したら、次に考えるべきはどうしたらパワハラ上司から解放されるのかですよね。
まずは、憂うつな状態になる前に早めに相談することです。相談することで客観的な状況を把握できたり、どうしたらいいか具体的な行動に移せるからです。
会社に相談しても何の反応もなければ、外部に相談するしかありません。しかし、外部に相談するという事は最悪会社も敵に回すという事を理解している必要があります。
パワハラ対策を検討する際は、2つの視点で考えると整理がしやすいです。
- パワハラ上司と戦う
- パワハラ上司から逃げる
人間が困難に立ち向かったときに取る行動は2種類です。心理学では有名ですがいわゆる「闘争・逃走」反応というものです。パワハラ上司と戦いますか?それとも逃げますか?
どちらがいいか迷ったら逃げるという選択肢が正解です。なぜなら、あなたは今迷ったからです。闘争に負けてしまうという迷いがあったら勝つことはできません。闘争すれば勝敗が決するか、相打ちとなり少なからずお互いに怪我をすることになります。
また、人は基本的に弱い生き物ですから、怪我をするリスクを最小限にしたいと考えます。逃げる事を選択することは少しもおかしくありません。逃げられない場合は戦うしかありません。それでは、順番に解説していきますね。
パワハラ上司と「戦う」
パワハラ上司にあなたの方がレベルが上であること、周囲の人間にそれを認めさせなくてはいけません。そのために具体的に次のような対処法があります。
上司よりも仕事ができるようになる
誰もが認める王道の勝ちパターンです。レベルが上のあなたに上司がパワハラをしてくることはありません。
それでもパワハラしてくるのは負け犬の遠吠えに過ぎないからです。もちろん相当な努力が必要です。上司にはない強みを持って勝負するといった戦略も必要です。
上司もある意味実績を積んできた人でしょうから、実績で追い抜くにはそう簡単ではありません。
仲間を増やす
仲間を増やすのも有効です。あなたの理解者が増えれば上司もパワハラがしづらくなります。
同僚や部下はもちろん、他部署や上司の上司など横や縦のつながりも意識してコミュニケーションを図ります。外堀を埋めることで何かあっても助けを求めやすくなります。
上司と上手く付き合う
パワハラ上司の性格をよく理解することです。上司の承認欲求を上手に満たしてあげることや相手の怒りのポイントを押さえることがパワハラ回避のコツです。
そのためには上司をよく観察することが必要です。
パワハラ上司から「逃げる」
逃げることは決して恥ずかしい事ではありません。なぜなら、逃げるという選択肢をもつことで怪我をせずに、あるいは深い傷を負わずに済むからです。
上司を変えることは不可能だと思って下さい。それは価値観を変える必要があるからです。
勝つための戦略も持たずにただ我慢し続けているだけでは勝てませんし、一番傷を深くしてしまう行為です。具体的にみていきましょう。
上司のパワハラをかわす
相手にしないという戦略です。そういうキャラを作り出す必要があるかもしれません。
地雷を踏みそうになったら距離を取ってその場からいなくなる。上司の逆鱗に触れず、必要最低限の仕事をこなします。上司の癖を知っておくという意味で「上司とうまくつきあう」と共通する部分があります。
ハードルが高いという方もいるかもしれません。
異動を願い出る
上司と物理的な距離を取ることができます。パワハラ被害にあわなくなり、かつ会社での仕事も継続できる望ましい解決方法でしょう。
ただし、人事権は会社にありますから、異動願いが受理されないケースもあります。また、自分が望まない勤務地に異動になる場合もあります。
将来の人生設計も良く考えながら検討しましょう。
退職する
退職し転職するというのも選択肢です。我慢し続けて病気になってしまうことが一番被害が大きくなるからです。
昔とは違い、40代や50代でも転職できる時代です。今までの自分の経験と可能性を信じましょう。あなたが好きな分野で活躍できる環境はすでに整っています。
ここからは、パワハラで退職する場合の退職の仕方についてさらに深堀してみていきましょう。
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退職するなら2択
退職を決意した場合はまず段取りを組む必要があります。自己都合による退職なのかそれ以外の退職なのかで手続が異なります。
自己都合で退職する。
できるだけ円満に会社に別れを告げるやり方になります。パワハラという問題はあったけど自分のやりたいことや家庭の事情などを理由に会社を退職する場合は退職願を提出します。
退職したらそのまま転職するか、給付制限つきではありますが失業保険を受給しながら転職活動を行います。
会社都合で退職する。
会社も好きだし同僚もいい人ばかり。ただ、上司のパワハラによって退職せざるを得ない場合は、一身上の都合による退職ではありません。
パワハラで退職を余儀なくされたのです。退職願を提出してもいいですが、理由は一身上の都合とは書いてはいけません。ただし、上司や会社がパワハラの事実を認めることは考えにくいですから円満退社というわけにはいかないかもしれません。
会社都合退職にして失業保険をもらう
パワハラで退職を余儀なくされたら会社都合退職になるのでしょうか。自己都合退職ではないという事は理解できます。自己都合退職とは、自分の希望や家庭の事情で退職することだからです。
退職届の退職理由はパワハラが原因であることを明記する。
退職理由はパワハラが原因であることを明記します。ただ、パワハラが原因であるとした退職願を会社や上司が素直に受け取るでしょうか。書き直しを指示されるか、保留にされる可能性が高いです。
相手が受け取らないからと言ってとりあえず一身上の都合と書いて後で訂正すると言うやり方はお勧めできません。一身上の都合を退職理由とした証拠が残ってしまうからです。
受取りを拒否された場合は、郵送で退職届を提出します。そして後日会社から送られてくる離職票になる離職理由を確認して、会社が一身上の都合や解雇などを理由にしている場合はハローワークに異議を申し立てを行います。
ここからは、良くある退職トラブルについて深堀していこうと思います。
【退職できない?】よくある退職トラブル対処法
退職を切り出すのって勇気がいりますよね。どのタイミングがいいか、どんな反応をされるかとても不安です。
また、辞めたいのに辞めさせてくれずに苦労しているといった声も聞かれます。パワハラで退職するとなれば、なおさら一筋縄ではいきません。
退職できずに悩んでいる人は何に困っているのでしょうか。代表的な事例を簡単にまとめてみました。
1後任が決まらないので退職できない。
2引き継ぎをしていないから退職できない。
3損害賠償すると言われて退職できない。
後任が決まらないので退職できない。
後任が決まるまで待ってほしいと言われズルズルと時間が経ち退職できないという方も多いです。
会社は慢性的な人手不足に陥っていますのでなかなか後任を決められません。後任が決まるまで待っていたらあなたの時間がなくなるだけです。
後任選びは会社が解決しなければならない問題ですのであなたがどうこうできる問題ではありません。コントロール不可能な問題は気にしないことが得策です。
引き継ぎをしていないから退職できない。
仕事は会社の看板を背負って行うものですから引継ぎは重要です。
後任がスムーズに業務を行えるよう引き継ぎ書や打ち合わせを行うのは最低限のマナーです。但し、引継ぎをしていないから退職できないわけではありません。
それにパワハラされている中で引継ぎをしろという方が無理があります。
引継ぎをしていなくて気が引けるのであれば引継書を作成しておけば済む話です。
損害賠償すると言われて退職できない。
損害賠償などという言葉を聞くと動揺してしまいますよね。ただ、特別な事情がない限りはそれほど問題にはなりません。
そもそもあなたが退職することで給料の額以上の損害が発生する状況があるでしょうか。例えばプロジェクトの中核メンバーで今抜けると具体的に損害が発生するなどといったケースの方が稀ではないでしょうか。
もし、具体的な根拠のある話であれば、請求の根拠となる事実を明確にしてほしい事、こちらも法的措置を取る態度で臨みましょう。
弱みを見せてはいけません
退職できずに悩んでいて精神的に限界にきている、体に異変が起きているという場合は我慢していてはいけません。
退職を自分で切り出せないなら、第三者にきっかけを作ってもらいましょう。自分の代わりに退職の連絡をしてもらうのです。
「えっ、そんなことできるんですか。」という声も聞こえてきそうですが、できます。自分で退職の連絡をしなくてもいいんです。
退職を切り出せないなら退職代行サービスを利用する。
前述したように退職は労働者の権利です。ただ、退職というのは人生に大きな影響を及ぼすものですから何かと不安になるものです。
あなたの味方になって相談に乗ってくれると心強いですからね。それに第三者が入ることで、物事がスムーズに運ぶことは多くあります。当事者同士ではどうしても感情が入ってしまうからです。
何でも自分でやろうと考えなくてもいいんです。あなたに寄り添って背中を押してくれる退職代行サービスがありますので利用してみてはいかがでしょうか。
でも、ネットで出回っている情報って本当かどうかわかりませんよね。マスコミが単に仰いでいるだけかもしれません。
退職代行サービスって聞いたことがなくて何だか怪しそうという方のために、ここからは退職代行サービスについて深堀していこうと思います。
知っておきたい退職代行サービスのメリット・デメリット
退職代行サービスを利用する前にそのメリットとデメリットについて知っておきましょう。
退職代行サービスを利用するメリット
1退職のきっかけを強制的につくれる。
2退職の連絡をする精神的負担が軽減。
3相談することで退職の不安を軽減。
4会社の引き伸ばし作戦に巻き込まれない。
5出社しないのでパワハラ上司から解放される。
退職のきっかけを強制的につくれる。
退職のきっかけを掴めます。第三社に依頼することでそのきっかけを簡単に作り出すことができます。退職をなかなか切り出せないという方は意外と多いのではないでしょうか。第三者であれば事務的に連絡することになり感情的なやり取りに発展することがありません。
退職の連絡をする精神的負担が軽減。
退職の連絡を自らしなくて良いので精神的にとても楽になります。いつ、どうやって退職の連絡をすればいいか悩んでいたことがウソのようです。あなたがすることはただ待つだけ。それだけです。
相談することで退職の不安を軽減。
入社はみんな一緒だったかもしれませんが、退職は孤独です。人生の転機ともなる退職はやはり不安になるものです。ちゃんと退職できるのか、退職後の手続はどうすればいいのか相談できる相手がいると安心感が違います。
会社の引き伸ばし作戦に巻き込まれない。
退職を告げると会社の引き留めに合うかもしれません。でもあなたが連絡しなければ引き留めのしようがありません。退職の決意を強く示すことができます。
出社しないのでパワハラ上司から解放される。
退職代行の依頼をすれば、もう会社に行くことはありません。パワハラ上司から解放されたのです。後はあなたが再スタートを切るだけです。
退職代行サービスを利用するデメリット
1費用がかかる。
2突然の退職連絡で相手の感情を逆なでする。
3社内の人間関係を使いづらくなる。
費用がかかる。
退職代行は無料ではありません。自分でできないことを人にお願いするのである意味当然ですね。
ただし、有給を使ったり、未払い給与や残業代の請求をすることで負担軽減が可能です。また転職支援を受けると条件付きでキャッシュバックを受けられるサービスを展開する退職代行業者もあります。
突然の退職連絡で相手の感情を逆なでする。
相手も人間ですから、急に退職の連絡を入れられたら感情的になることでしょう。社会人としてのマナーを問われることになります。ただ、だからと言って相手ができる事はほとんどありません。
社内の人間関係を使いづらくなる。
今まで築いてきた人間関係が使えなくなるかもしれません。退職すればあなたの仕事を誰かがこなさなくてはいけませんから、誰かが火の粉をかぶるかもしれません。引継書を事前に作っておくと心の負担が和らぐでしょう。
退職代行を使わないメリット・デメリット
仮に退職代行サービスを使わない場合はどうでしょう。あなたは、自分で退職の連絡をするわけですからもちろん費用はかかりません。ただ、自己都合退職をするのではなく会社都合扱いで退職となれば円満退社というわけにはいかないでしょう。
退職代行サービスを使わないデメリットとしては、退職を引き延ばされる可能性があることです。会社の引き留めに屈してしまうかもしれません。また、うつ病になってからでは取り返しがつきません。今対処しなければ症状を悪くするだけになります。
会社は引き留めをすることで退職をズルズルと引き伸ばしあなたの退職意欲を削ごうとしています。
退職代行業者を選ぶ5つの基準
退職代行サービスは、弁護士などの専門家が代行するものから専門家が関わらない代行業者のサービスまで様々です。
そこでまずは、どのような基準で退職代行サービスを選べばいいのか「選び方」を理解しておきましょう。
退職代行業者が何をどこまでしてくれるか
何をしてほしいのか、何ができるのかを把握しましょう。単に通知してほしいだけなのか、残業代の請求や未払い給与の請求、退職金などにつき交渉してほしいのかによりを料金体系も変わってきます。
万が一退職後にトラブルが発生した場合は弁護士以外の退職代行業者では非弁行為になるため対応できないことも知っておきましょう。
あなたの立場で寄り添ってくれるか
契約を強引に進める業者は辞めておきましょう。退職連絡した後の方が心配という方もいるでしょう。アフターフォローもあると安心です。
あなたの立場で疑問に真摯に答えてくれる代行業者を選びましょう。転職会社と連携し転職支援もサポートしてくれる退職代行業者もあります。
実績がある代行業者を選ぶ
様々なネットでの口コミやランキングは情報として押さえておくべきですが、すぐに信用してはいけません。悪質な代行業者も存在するからです。
だからこそ、多くの方に選ばれた実績のある代行業者を選んだ方が安心ですよね。
価格設定が利用しやすい。
退職代行サービス自体は昔から存在し、価格帯は10~20万円程度かかる場合もあったようです。ただ、近年では3~5万円程度が相場の様です。
値段が全てではありませんのでサービスの質と内容で判断しましょう。
対応力はあるか
即日対応してくれるのか、あるいは即日でなくても迅速に対応してくれるか、面談で相談できるか、女性スタッフの方が話しやすい、全国対応してくれるのか等、依頼者のニーズにどう応えてくれるのかという点も大切です。
自分の状況に合わせた退職代行サービスを選択しよう。
上記の選定基準を踏まえつつ、あなたの状況に合わせて退職代行業者を選んでみましょう。
法的措置も検討しているなら弁護士事務所の退職代行サービス
パワハラで退職を余儀なくされているわけですから、会社の言いなりでは気持ちがおさまりません。以下に当てはまる方は、普通の代行業者ではなく弁護士による退職代行サービスを利用してみてはどうでしょうか。
・損害賠償も検討しているので法的なアドバイスが欲しい。
・弁護士を雇い法的準備を進めていることを匂わておきたい(実際に訴訟しなくても)
私なら弁護士事務所からの電話ならちょっとびくってなると思います。だって小心者ですから。いや実は、上司も同じなんですよ。上司という立場があるから強く出てくる。パワハラする人はあなたがパワハラに耐えてくれるから調子に乗ってエスカレートしているんです。
それは裏を返せば「権威」に弱い証拠。そんなあなたが弁護士を雇い退職を申し出てきた。今度は、上司に「パワハラで損害賠償されるかもしれない」という心理的ダメージを与えることもできます。
こんな方は退職代行サービスを利用して再スタートを切るのもアリ
・上司が怖くて退職を切り出す勇気がない。
・退職したいのに引き留めに合っていてなかなか退職できない。
・うつ気味で退職の相談もままならない。