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【パワハラ体験談】交通事故のケガから始まったパワハラ

心無いパワハラともいえる言葉でした

交通事故が起こったのは、27歳の時でした。当時、私はオーディオメーカーのエンジニアという職業に就いていました。交通事故が起こったのは、赤信号で停止中に後ろから猛スピードで来た未成年者に追突されました。全治2週間というケガを負い、会社を休むように医師から言われ休みを取る予定でした。

会社は大手企業であり、3月になるもあり、社員は休むことすら許されないという過酷な毎日です。交通事故によるケガは、放っておくと後遺症が出てしまう危険もあるため安静にしていましたが、電話がかかってきました。その電話の内容は、「這ってでも来い」という部下の健康状態や未来を考えない上司の悲しいお話でした。

交通事故のケガということもあり、首に包帯を巻きながら仕方なく仕事へと向かいましたが、首が思うように動かないため仕事になりません。その様子を見た上司は、「そんなこともできないのか」という心のないパワハラとも言える言葉でした。交通事故を機に、パワハラはエスカレートしました。ケガが治っていない状態では、まともに仕事はできません。

【パワハラで更に症状が重篤に】自律神経失調症になってしまいました

その様子を楽しんでいるように思えてきてしまい、周りの先輩たちも私の様子を見て、「パワハラだろう」と口にすることが多くなりました。首のケガということもあり安静にしないといけませんが、低温試験と呼ばれるー10度での製品動作チェックを行ったにも関わらず、毎日冷えによる首のケガの痛みがどんどんと悪化していきました。首には星状神経節と呼ばれる、心臓を動かしたり消化するという私たちがコントロールできない自律神経が集まっているところがあります。この星状神経節にダメージが入ってしまい、自律神経失調症になってしまいました。

薬を飲むのを拒んだ私でしたので症状が悪化し、パニック障害まで引き起こしてしまいました。会社が倒産するか分からないという過酷な日々の中で、なんとか会社への利益貢献を果たすべく、パワハラにも耐え毎日苦しい思いをしながら仕事を行っておりました。私の先輩にパワハラの相談をしましたが、私にだけのパワハラだったためか、ごく一部の優しい先輩に話を聞いてもらいました。先輩たちは私をかばってくれ、今でも感謝しています。

日々のパワハラにより、私の精神状態はどんどんと不安定となり、体が全く動かなくなりました。心療内科へ行くと、休職するように指示されました。会社が大手企業でしたので、私に対して何かパワハラがあったかをすぐに聞かれました。嘘偽りなく、全てをお話させていただきました。

相談できる先輩がいたことが救いでした

本来ならば交通事故の後の首のケガの治療に専念していれば、私の体のトラブルは引き起こさなかったはずだと人事部そして臨床心理士の先生が判断されました。いつ治るか分からない病になってしまったため、休職満期となり退職しました。私は、会社を訴えるつもりはなく、上司のパワハラを他の人へ広げないために人事部へ相談しました。私が休んでいる間は、他の方もパワハラにあっていたようで、会社を休んでいる先輩もいたそうです。

そこで、私は国内にパワハラをする上司は必要ないと強く訴え、上司は海外転勤となりました。私と同じようにパワハラを受けた先輩は、無事元どおりになり帰ってくることができました。パワハラというのは、弱い者いじめでもあると思っております。周りの人の助けがないと解決できないと思っています。

そのため、パワハラだと思った場合には、先輩だけでなく周りの同期や後輩にも相談すべきだと思っております。パワハラを少しでも減らすために、私たちがすべきことは団結し相談をすることだということを学びました。今、パワハラでお悩みの方は周りの先輩や後輩などに遠慮なく相談して解決させましょう。

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