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【パワハラ体験談】上司に結婚しますと報告、それからパワハラが始まった…


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大卒で入った地方の中小企業の話です。中小といっても200人規模なので、そこそこの規模の会社でした。配属された部署は私ともう二人しか女性がいませんでした。そのうち、2つ上の先輩は結婚を機に退職して、残ったのは20代独身の私と40代独身の女性社員のみです。

この女性社員、私が26,7歳のときに昇進して上司になりました。ぶっちゃけ、明らかに管理職として不適合にもかかわらず「他に人がいない」「女性管理職を増やさないといけない」という理由で昇進していたのです。さて、この40代独身女性上司。もうお分かりかと思いますが相当な「こじらせ独身女」でした。どうやら結婚したくてしょうがなかったのに、うまくいかなかったようです。

まあ、仕事の要領の悪さとか理想の高さとか他の人間への接し方を見ていれば妥当だと思っていましたが。とりあえず、私が独身の間はそこそこの距離感で、最低限はうまくいっていました。しかし風向きが変わったのは私が「結婚します」と報告してからです。表面上はおめでとうだったのですが、報告の場でも嫌味ったらしく「君は一生結婚しないのかと思った」「オタクっぽいから結婚無理だと思ってた」などと言ってきて、かなりイラッときました。

【これ今日中にお願いね】定時間際に仕事をふる女上司

それからは、明らかにパワハラとしか思えない仕事の振り方をされました。定時近辺になるといきなり仕事を増やしてきます。「これ、今日中にお願い」と無理難題を言ってきます。実は他の男の先輩たちでも、結婚したり子供が生まれたりすると「定時近辺に明らかにどうでもよい仕事を『今すぐやれ』と押し付けてくるという事件が今までにいくつも発生していました。

私も(あーやっぱりやってきた)と思いながら、仕方なく残業して対応しました。これで、家に帰るのは夜の10時~11時になってしまいます。それでいてチクチク「君は新婚なんだから早く帰らないと(笑)」「大丈夫?仕事減らしてあげようか?(笑)」「まさかそんなに仕事できなくなるなんて幸せボケしてるんじゃないの(笑)」と周りに聞こえるように嫌味を言ってきます。もちろん、同僚はみんな承知しているので、あとで私を慰めてくれてましたが。

他の人も通った道ですから、まあまあ、と思って適当に受け流していると第二の事件が。年間の昇給を決める査定で最低ランクをつけられました。今まで、毎年最高ランクだったのに結婚した年に突然の最低ランクです。いくらなんでもおかしいのでは?と思ったら、案の定、女性上司のもう一つ上の上司はかなり高く評価してくれていたのですが、肝心の女性上司が「直属の私の方がちゃんと見てるから」と無理矢理給与査定を押し通したことがわかりました。

いやいや、上の上司もそこは頑張れよ!?と思ったのですが、あいにく、私の部署では女性上司が「裏ボス」と言われるほどすべてを牛耳っていたので……。ちなみに最低ランクの理由は「上司・先輩へのフォローが足りない」でした。少し特殊な専門職で一人一プロジェクトで完結している職場なので、フォローも何もありません。先輩から後輩へは技術のアドバイスなどがありますが……先輩に技術指導をしろ、ってことですか?とかなりイラッときました。

【プロジェクトから勝手に外されていた】退職届をたたきつけるも上層部から引き留められる。

そして第三の事件。これが決定的でした。新婚旅行に行っている間に、社内プロジェクトから勝手に外した上に予約してあった外部セミナーをキャンセルされました。戻ってきてその事実を聞いて「何でですか?」と聞いたら「新婚旅行行って遊んできた分たくさん仕事しないとダメだよ」とめっちゃ怒られました。

一人一プロジェクトなので、自分の予定は自分で決めていますし、スケジュール的にかなり余裕があった状態で新婚旅行に行ってきたわけです。しかも、外部セミナーや社内プロジェクトは「仕事ではない」と判断したということです。社内プロジェクト、常務の推薦でメンバーに入れられたのに、勝手に外されるとか……しかも、あとで常務に確認しに行ったら、なぜか私自身が多忙を理由に辞退したってことになっていました。社長と常務にかくかくしかじか説明したらわかってもらえましたが。

完全にあったまきた!とキレた私は第三の事件があったその月に退職を申し出ました。正直、業界の都合上転職先はいくらでもあり、他社からのスカウトもぼちぼちあったのですぐに辞めても問題なかったのです。引き止めはなくすんなり退職が決まりました。あったとすれば「君ももう30歳だから妊娠するなら早くしないとダメだよ(笑)」ととってもありがたいアドバイスをもらいましたが。

と、これで終わりませんでした。退職します!と言って女上司とその上の上司(この人は女上司の言いなりなので)の決済はすんなり通りましたが、社長と常務が大慌てで面談の場を設けて全力で引き止めてくれました。結局、女上司とは違う部署に配属され、今後は一切仕事上で関わらないという約束をし、退職は取り下げました。

直属の上司が外れでも、その上、さらに上は意外とまともであったということがわかりました。やはり、何もせずに我慢するよりもさっさと転職するか、上に訴えた方が早くて良いですね。

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