- 投稿日
- 2018年9月27日
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再出発を誓ってスタートした転職活動…のはずが?
転職をする前は、都内のIT関連企業でジムの事務職に携わる仕事していた男性社員でした。当時の年齢は22歳で大学を卒業し新卒で入社した企業でした。私がパワハラを受けたことで精神的に病んでしまい、仕事場に足を運ぶことに苦痛を感じるようになったことがきっかけとなり、前職では6ヶ月で退職を決断する結果となりました。
まさか自分がパワハラを受けて仕事を継続できないほどの深い傷を負うことになるなど考えもしない経験をしてしまいました。そんな中、仕事をやめた後は実家で療養し再出発がきれる精神状態に回復したことをきっかけに、もともと趣味であった家電製品の販売職に転職を考え、動き出しました。
学生時代にもスポーツ用品店で販売のアルバイトを2年間経験していたので、販売職については抵抗がなく、むしろお客様と直接会話をして商品を販売するサポートにやりがいを感じていました。仕事を続けて行くためにはやりがいと自分にあった仕事に就くことが大切だと知ったことも販売職を目指そうと思ったきっかけでもありました。
転職活動中に使用した主な媒体は、ハローワーク、転職サイトでした。主に転職サイトに登録をしてきになる企業の求人情報を探してはエントリーすることの繰り替えしで、1日に5社エントリーするまでその日の求人活動はやめないと決めて取り組んでいました。面接した企業数合計で30社にのぼります。転職活動期間はおよそ6ヶ月でした。
【当たり前のことを丁寧に】面接で必ず聞かれるのはあの質問
転職活動で最も苦戦したものが面接でした。その面接における失敗談として初めて求人サイトから面接へと進んだ企業では、面接の際に履歴書を持参するように言われていたので転職サイトで事前に提出していたWeb履歴書と内容が重複する形のものを作成しました。
その時まで、「Web履歴書は面接前の書類審査で使用したら破棄している」と思っていたので、持参したものに重複した内容を記載しましたが、まさか面接官が私が作成したWEB履歴書も面接室に持ち込んでいたことに気づき焦りました。WEB履歴書と持参した履歴書を見比べながら面接がスタートしましたが、開始1分ですぐに内容が同じであることがバレてしまい質問に幅がなく結局話が膨らまず、長所や入社後の目標などを十分に伝えることができないハプニングがありました。
今回どの面接会場に足を運んでも聞かれることは必ず「退職した理由は?」ということで、正直なところはパワハラされて退職したと伝えたいのですが面接官に悪い印象を与えるかもしれないと思い、無理やり嘘でもいいから「キャリア変更のため」というその場しのぎの回答で乗り切っていました。
初めて経験した転職活動での面接では思い込みによって同じ内容の履歴書を提出するという前代未聞のミスをしてしまい、恥をかきました。しかし、今回得た教訓によって書類は丁寧に同じ内容にならないよう時間をかけて作成することの大切さを学びました。