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パワハラ上司への対処法


あなたは今、パワハラを受けて会社にいくのもつらい日々を送っていませんか。もしそうなら、この記事を読んでみてください。あなたの気持ちが少しでも楽になるかもしれません。管理人もパワハラを受けていた当時は自分を責め、変われない自分に苛立ち、なぜか家族に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。今までに感じたことのない恐怖で何をどうしていいのか、この恐怖からどう立ち直ればいいのか分からず闇の中にいました。

ですから、パワハラを受けていたときはどうしても視野が狭くなり、物の見方も一辺倒だったと感じています。今だからこそ言えるのかもしれませんが、当時を振り返りもう少し冷静な対応ができていたのではないかと思います。この記事では、パワハラ上司は何を考え、どう行動していたのか、それに対してどのような対処をすべきだったかを記事にしてみました。

【パワハラ上司は何を考えているのか】

パワハラ上司の特徴としてパワハラしている本人は、パワハラをしているという自覚はありません。常に自分は正しいと思っているのです。むしろ、パワハラ上司にとってそれは「指導」です。暴力型のパワハラは完全にアウトですが、暴力をふるわずとも威嚇したり暴言を吐くのは明らかなパワハラ行為とは思っていません。

どこかで自分は正しいと思っているのですね。説教型のパワハラではこの傾向がよく見られます。パワハラと「適正な指導」の境目は非常に難しい問題です。厚生労働省より一定の指針は出されていますが、まだ法整備はされていないのが現状(パワハラの定義については別記事参照)です。上司が上司の立場・基準で「適正な指導」をしているのに、「適正な指導」と受け止めていないあなたが理解しようとすることは難しいのが当たり前です。

人は自分を常に正当化する生き物です。お互いに自分は悪いことをしていないと思っていては、なんら現状は変えられません。もし、あなたが、この会社で長く働きたい、この状況を改善して上司ともうまくやっていきたいと考えるのであれば、あなたが変わるしかありません。心理学の分野では人の思考は潜在意識が95%、顕在意識5%と言われていますから、行動のもととなっている意識を変えるには相当のエネルギーが必要になります。上司を避けるのではなく自分から上司に歩みよることです。

【パワハラ上司を理解するには】

問題解決に欠かせないのはコミュニケーションです。人はそれぞれ価値観が違いますから、考え方も当然異なります。ですからコミュニケーションを取ることを止めた瞬間、そこで試合終了です。問題がエスカレートすれば、相手かあなたかのどちらかが異動又は退職という結果となるでしょう。ですから、問題を先送りせず深刻化するまえに対策を取る必要があります。

パワハラを受けているあなたにとっては、パワハラ上司とコミュニケーションを取るなど到底無理と感じているかもしれません。ここが踏ん張れるかどうかの境目です。踏ん張りたいと思うのであれば、まず上司の価値基準を知ること、上司の立場で上司のことをよく知ること、上司を上司として認める事が重要です。口で言うのは簡単ですが、これを一人で実践するのはかなりハードルが高いと思います。ですから第三者が入ってくれると安心です。まずは相手を知らなければ対処法も思いつきません。

あの上司には何を言っても無駄という事であれば、同僚や他の上司とのコミュニケーションを大切にしましょう。決して自分だけでパワハラ問題を抱え込まないようにしてください。自分だけがパワハラを受けているとか、他に相談できる相手がいないとどうしても孤立してしまいます。上司や周囲と距離を取ってしまうことでますます関係が悪化していきます。相手のパワハラ行為もエスカレートしてしまい、いつしか生理的に受け付けなくなるという事態になってしまいます。ストレス状態が長く続けば心身を壊してしまいかねません。

そんな懸念を感じたら、味方を増やすことです。自分の気持ちを分かってもらえる味方は同僚だけでなく、他の部署や他の上司がいれば相談することです。上司とのコミュニケーションは無理という方であっても、同僚や他の上司とのコミュニケーションだけは途絶えさせないようにしましょう。同僚である横のつながり、他の上司である縦のつながりを充実させ相談をする。そうすれば、必ず会社に伝わります。結果的にあなたが退職をすることになったとしても人脈と経験は無駄になりません。

上司を知って自分を知る

あなたは人からどんなことをされると嬉しいですか?会社や同僚から褒められたり認められたりするときっと嬉しいと思います。自分が評価されそれが給料や賞与として、あるいは役職に付く事によって評価される。組織に属する人であれば誰しも給与や役職には興味があると思います。上司も同じです。管理職という立場であれば、さらに管理能力が問われるようになります。

逆に言うと他の上司や上層部を通じて、パワハラをすれば異動や降格といった処分を受けるかもしれないというデメリットを間接的に伝えてもらうというのも一つの手段です。地位や役職、給与に与える影響が大きいとわかれば、明らかなパワハラ行為はなくなるはずです。もしこれでもなくならないとすれば、別の理由があるのかもしれません。例えば、家庭環境の問題や健康問題を抱えているかもしれません。世代的に更年期障害が影響しているのかもしれません。単純に本人の性格の問題であれば変えようがありませんが、問題行動が続けば周囲が動かざるを得ません。ひょっとしたら上司として認められたいという欲求がパワハラ行為をさせているのかもしれません。

様々な要因が絡んで結果的にパワハラ行為に及んでいるのだとしたら、まずその要因を見極める必要があります。それにはコミュニケーションを通して相手を理解することから始めなくてはいけません。まずは自分からボールを投げてみるという事ですね。

まとめ

パワハラをする上司は、パワハラをしているという自覚がありません。もしあなたが、会社に残り、上司とも良い関係築いていくという前向きな気持ちがあれば、まずは上司を理解することから始めましょう。コミュニケーションを通じて相手を知ること、上司の考え方を理解するよう努めることが対処するための一歩目です。問題を先送りせず対応は早ければ早いほどよいでしょう。

重要なのは、独りで悩み抱え込まないこと。同僚や他の上司とも相談しながら、パワハラをみんなで解決していくという意識で取り組むことで当事者意識を持ってもらいましょう。状況が改善されるのを待っていては何も変わりません。あなたが動くことで職場環境が改善されます。強い信念をもって行動しましょう。それでも相手が変わらず、会社も対応してくれないのであれば自らが異動又は退職するしかありません。ただ最悪、退職となった場合でも決して悲観しないでください。今の時代はパワハラが社会問題にまで発展し、働き方改革が叫ばれている世の中です。

必ずあなたを必要としている会社があります。自分の強みを磨いて自信をもって異動願いを出す、あるいは転職活動をしてみましょう。相手の立場を理解するためのコミュニケーションを試みたあなたであれば、この経験がきっと役に立つはずです。相手を理解し、相手の立場に立ってみる。相手を認めて相手のニーズを見極めることができるようになります。

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