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【退職トラブル対処法】会社を辞めさせてもらえない9つの事例

退職を切り出すのって勇気がいりますよね。どのタイミングがいいか、どんな反応をされるかとても不安です。また、辞めたいのに辞めさせてくれずに苦労しているといった声も聞かれます。

パワハラで退職するとなれば、なおさら一筋縄ではいきません。退職できずに悩んでいる人は何に困っているのでしょうか。具体的に見ていきます。

後任が決まらないので退職できない

後任が決まるまで待ってほしいと言われてズルズルと時間が経ち退職できないという方も多い様です。

会社は、慢性的な人手不足に陥っているのでなかなか後任を決められないのです。

ただ、後任選びは会社が解決しなければいけない問題ですのであなたがどうこうできるものではありません。コントロール不可能な問題をあなたがいくら気にしたところで何も解決方法はありませんので気にしないことです。

引き継ぎをしていないから退職できない

仕事は会社の看板を背負って行うものですから、当然引継ぎは重要です。

後任がスムーズに業務を行えるよう引継ぎ書や打ち合わせを行うのは最低限のマナーです。ただし、引継ぎしていないから退職ができない訳ではありません。それにパワハラされている中で引継ぎをしろという方が無理があります。

もし、引継ぎをしていなくて気が引けるという事であれば引継書を作成しておけば済む話です。

退職願いを受け取ってもらえないので退職できない。

忙しいなど何かと理由をつけて退職願いを受け取らないというケースもあります。

また、退職願いの受取りを拒否された場合は、退職届を内容証明郵便にして配達証明をつけて郵送する。これだけです。

退職は労働者の権利ですから退職できないことはありません。

損害賠償をすると言われて退職できない

損害賠償などという言葉を聞くと動揺してしまいますよね。ただ、特別な事情がない限りはそれほど問題になりません。

そもそもあなたが退職をすることで給料の額以上の損害が発生する状況があるでしょうか。例えばプロジェクトの中核メンバーで今抜けると具体的に損害が発生するなどといったケースの方が稀じゃないでしょうか。

軽々しく損害賠償などという言葉を発する人ほど具体的な根拠を持ち合わせていないことの方が多いです。

もし、具体的な根拠のある話であれば、請求の根拠となる事実を明確にしてほしいこと、こちらも法的措置をとる態度で臨みましょう。

弱みを見せてはいけません。

申し出るタイミングがわからず退職できない。

常に忙しくしていて、上司に申し出るタイミングがわからない、なかなかタイミングがつかめないという方もいます。

上司との信頼関係がない場合はなおさら言いにくいはずです。

直接言いづらければ、まずはメールや手紙などを使って「相談したい」ことを切り出してみましょう。

雇用条件を変更すると言われて退職できない

退職を告げたら、人事から「異動」について提案があるかもしれません。異動によってあなたの問題が解決すると考えるのであればその提案にのっかるのもいいでしょう。

ただし、あなたが会社に魅力を感じていないのであれば、強い意志をもって退職手続をします。
何を言われても「もう決めましたから」という態度で臨みます。

職場規定の手続不備を理由に退職できない

就業規則では1か月前までに退職を申し出るのが一般的な規定ですから、規則通りに申し出ればこちらに非はありません。

仮に就業規則に1か月以内の申し出であったとしても民法が優先されることになっています。民法では2週間前までに申し出ることで労働契約を終了させることができるとされていますのでご安心ください。

パワハラ上司が怖くて退職できない。

退職願を出した後も引き継ぎ等で出社するのは誰でも嫌です。同僚や先輩と顔を合わせづらくなるでしょう。

パワハラを受けている状況下ではあればなおさらです。嫌がらせに拍車がかかったり、嫌味を言われたり無視されたりするかもしれません。正直、生きた心地がしませんよね。

そんな生き地獄を救ってくれるのが「有給」です。あなたは自分の有給が何日あって、何日消化しているかをちゃんと把握していますか。有給は2週間残して計画的に消化していきましょう。

解雇すると言われて退職できない。

まず解雇は容易にできません。退職を告げたら解雇するなんて言うのは暴論もいいところです。

そもそも解雇は30日前の予告か、予告手当が必要になります。退職を告げて2週間後には退職しているあなたをどう解雇するというのでしょう。わざわざ解雇予告手当を払うとも考えにくいです。

社労士や弁護士を顧問で雇っている会社であれば、解雇するなどというのは気軽には口にしません。程度が低いと思って下さい。

まとめ

◎退職は労働者の権利、退職できないことはないので強い意志をもって退職に臨もう。

退職できずに悩んでいる人が多くいます。もしあなたが同じように退職できずに悩んでいるのであれば、まずすべきことは相談することです。

相談をすることで、まずはとても気持ちが楽になります。苦しんでいるのはあなただけではありません。パワハラを受けていて退職できない場合は、労働局や弁護士の無料相談なども利用してみましょう。

自分で退職を切り出せない場合は、退職代行サービスの利用も検討してみましょう。

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