ぱわきゅー

パワハラに負けない心と対処法について解説するパワハラ救済サイト

パワハラの改善に個人では限界!?

お局のパワハラで職場の雰囲気は最悪

当時私は男性社会人4年目の25歳でした。職場は都内の病院勤務している医療スタッフです。職場のスタッフはざっと30人くらいの職場でした。そこでの勤務は2年間です。わたしがパワハラを受けたのは半年経った頃のことでした。

受付業務をやっていたベテランのおばさんがいました。ちなみに受付業務は4人いましたのでそのおばさん(以下、お局と呼びます)ほか舎弟の3人といった感じでした。わたしの部署とは基本的な接触はないのですがミーティングや打ち合わせなどするときによく顔を合わせています。

最初のできごとはお局率いる受付メンバーで飲み会を開いた時のことでした。基本、職場の女性陣には全員声をかけて誘っているようでしたが私の部署の女性職員は省かれていました。いわゆる仲間はずれをされていました。お局の気に入らない職員は基本的にこのような感じで省かれてしまいます。お菓子をみんなで分けるような場合でもお土産なんで食べてくださいと言った感じでスタッフに配るときも、気に入らない人には配らないようにしています。

【パワハラに理由はない?】ターゲットは気にいらない人

そんなのを見てきたわたしは嫌だなーと思っていたところこんな事がありました。わたしの部署で食事会をしたときに親睦を深めるために飲みに行きましょうと同じ部署の人に声をかけました。そしたら社長でもないのにお局が現れて他の部署も誘わないと可笑しくないですかと不意に言ってきました。この人は何を言っているんだろうかと思っていましたがその場は笑ってごまかしました。

その話を聞いた受付部署の人達とうちの部署の女性スタッフが裏でごちょごちょ話して結局あとからやっぱり参加をやめますと言われてしまい飲み会は流れてしまいました。お局が女性陣に何か吹き込んで圧力をかけられてしまったのかなと思い、止むを得ず中止にしてしまいました。そこからなんだか職場の雰囲気がグッと悪くなりました。お昼になると、お局を祀るように女性陣は周りを囲んで食事をしながら職場の不満や悪口をいうようになりました。

そこから数ヶ月たって新しく受付に新しい職員が入ってくるようになりました。見た目は綺麗で当時30くらいの女性スタッフでした。この人は院長の推薦で入ってきたという変わった方だったのですがその人の明るい感じをお局は気に入りませんでした。業務中も何度も叱責しては患者の前で叫ぶ勢いでわめいていました。

お局と対決、風向きが変わった

その人が気の毒だと思った他の部署の方や私を含めて隠れて食事に行くことにしました。少しでも負担を減らせるようにできたらいいな思い誘いました。その夜は楽しく食事をできてまた職場でと言い別れました。その次の日の朝一番、なぜか私がお局に呼び出されて裏に行きました。昨日あの子と食事したらしいねみたいな感じでグイグイ迫ってきました。

聞かれるくらいならわたしも怒ることはなかったのですが、今までのお局の態度に腹が立っていたので思わずあなたのやっている事は良くないと思うと面と向かって言ってしまったのです。その時のお局はひるむかと思ったのですが逆に怒りを買ってしまい思いっきり胸ぐらを掴まれて、お前何様なんだと本性を現してきました。

もちろん私は男なのでその手をグッと払い、うるせんだよーと反撃しました。それを見ていた職場のスタッフたちが集まりその場を収めてもらい仕事に戻ることになりました。そのことを心配した社長である先生にお局のことを話しました。正直先生も困り果てるくらい耳に入っていたようですが、誰も反撃することもなく泣き寝入りしていたようです。

職場の人間関係が一番の労働条件

この話が職場のスタッフ全員にも知れ渡り、お局を辞めさせる動きが少しずつ出てきました。今までお局に集まる女性陣は少しずつや辞める様になり、大事な仕事は新しいスタッフがなるべくこなすようにしてお局を隅に追いやって、結局3ヶ月くらいでお局自から退職届けを出してきました。

嫌がらせやパワハラは、職場の雰囲気を悪くします。人間関係を良好に保つことが一番の労働条件なのかと思いますが、人間関係の問題はどこにでも存在します。個人の問題とするのではなく、しかるべき人や会社に相談して会社が労働環境を改善していくように問題意識を持つことが重要ではないかと思いました。

特集記事一覧

人気記事

まだデータがありません。

運営者情報

運営者情報

はじめまして。当サイトの案内人みどりと申します。

 

このサイトを運営するpawahara.net運営事務局では、「自分の生き方を選択する」をテーマに役立つ情報を配信していく事をお約束します。

 

パワハラへの対処の仕方や相談機関などパワハラから抜け出し自分を取り戻す為の情報、パワハラを受けた方の体験談や教訓などの情報、また転職や起業など情報も掲載しております。

 

心を病んでしまうほどのパワハラを受けることは大変つらいものですが、見方を変えれば、自分の人生をどう選択していくのかを深く考えるきっかけにもなります。

 

今の仕事を続ける、転職する、独立する、Wワークをするなど、どの選択をするのかはあなた次第です。

 

人生は一度きり、後悔しない人生の為にあなたは何を選択しますか。